銀行印の名前を決める際のポイント
金融機関に口座を作ろうとすると必ず必要になるのが「銀行印」。

銀行印は実印と同様に印鑑の中でも、重要な役割を果たす印鑑。そのため、銀行印を作成する時には、印鑑素材や書体にこだわって作成する方も多いんです。

ただ、銀行印をはじめ、印鑑を作る際に悩んでしまうのが、印面に刻む「名前」。

  • 今までは苗字のみの銀行印だったけど、名前だけの印鑑でも登録できるの?
  • 子供の名前がひらがなだけど、ひらがなの印鑑でも登録できるの?
  • 外国人の友人に印鑑をプレゼントしたいけれど名前は英語でもいいの?

こうした銀行印の名前に関するお悩みを解消するために、印鑑の専門メディアである当サイトが、銀行印の「名前」に関する疑問について、わかりやすく解説。

銀行印作成時の名前に関する身近な疑問から、押さえておきたいポイントまで詳しくご紹介していくので、読んでいただくだけで、印鑑作成時の疑問が解消されます。

これから銀行印の作成を考えていらっしゃる方は必見の内容です。



銀行印は名前のみで作れる?


銀行印を名前のみで作ることは可能です。

銀行印として登録できる印鑑のルールは金融機関ごとに細かく決められていますが、ほとんどの金融機関で名前のみ彫られた印鑑を登録することに問題はありません。

銀行印は名前のみの印鑑で登録できる


大抵の金融機関ではシャチハタ印鑑での登録こそできないものの、下の名前だけで作られた印鑑での登録を拒否されるといったことは無いようです。

ただ、ルールに関しては内部規約となってるので、ホームページなどでは公表されていない場合もあります。

どうしても心配という人は、口座解説を予定している金融機関の担当者に直接聞いてみることをおすすめします。


女性の銀行印は名前のみでの作成がおすすめ

未婚の方、特に女性の方は、結婚を境に苗字が変更になる可能性もあるので、名前のみの銀行印を作成して登録される方がいらっしゃいます。

名前のみの印鑑であれば、結婚後も届け出を変更することなく使い続けられるため、銀行印の再登録の手間がかからないからなんです。

今後、苗字が変わる可能性がある方、特に若い女性が新しく印鑑を作ろうと考えているのであれば、フルネームの印鑑ではなく、名前のみが彫られた印鑑の購入を検討してみてもいいかもしれません。


ひらがなのはんこでもオーケー?

基本的に、金融機関に登録をする印鑑の名前はひらがなでも問題はありません。

住民票に記載されている名前がひらがなの場合は当然ですが、ひらがなでの名前が本人の本名になります。そのため、印鑑に印字する名前がひらがなでも、もちろん問題はないんですね。

名前がひらがなの場合には印鑑はひらがなで作成

また、多くの金融機関では本名が漢字で印鑑に彫られている名前がひらがなの場合でも、銀行印としての登録を受け付けているようです。

私が調査した金融機関ですと、三菱東京UFJ銀行などが名前がひらがなの銀行印を受け付けていることが分かりました。

ただし、全ての金融機関で対応が同じではありませんのでご注意ください。


金融機関の公式ホームページなどを見ても「シャチハタでの登録は出来ません」程度の記載しか無い場合がほとんどです。

気になる方は、直接銀行の担当者の方に確認をとっていることをおすすめします。


偽造された場合のリスクを下げるには?

名前がひらがなの方でも、金融機関に登録をする印鑑はセキュリティの面から金融機関ごとに違う印鑑を新しく購入して登録を行うことをおすすめします。

というのも、一つのはんこを複数の銀行印として使いまわしていると、偽造された場合のリスクが高まるからです。


また、銀行印を無くしてしまった際に、改めてすべての金融機関で再登録の手続きをしなければいけなくなります。

複数の銀行印を作成するのは面倒かもしれませんが、何かあった時の手間やリスクを考えると、金融機関によって銀行印を使い分けることをおすすめします。


銀行印の名前はひらがなでも登録ができる。ということでしたが、金融機関によっては、対応していない機関もあります。

せっかく、素材や書体にこだわってひらがなで作った銀行印が、実際に口座を開きに行ったら実は登録ができなかった…

ということも、無いとも言い切れません。

面倒な手間が増えてしまうことを避けるためにも、銀行印の作成の前には、念のため電話などで確認を取っておくと、安心して銀行印の登録を行うことができるでしょう。


名前は縦書き?それとも横書き??


銀行印の名前は縦向きにした方がいいの?それとも横向き??

結論から申し上げますと、「ほとんどの金融機関では縦向きでも横向きでも銀行印として受け付けているため、自分の好みによって決めるのが良い」です。

銀行印は縦書きでも横書きでもどちらでもオーケー


一般的に、漢字は縦書きで記述されるのが普通ですので、はんこに刻まれる漢字も縦書きが主流となります。

ただし、銀行印に関しては、名前を横書きで作成される方もいらっしゃいます。これは、一種の開運効果としての意味合いが関係しているためです。

銀行印はお金に関連する印鑑。印字されている名前を縦書きにすると、上から下に読むことになるので、名前の読み方と一緒にお金が下に流れていってしまうという見方があります。

一方で、印字する名前を横書きにすると、上から落ちてくるお金に対して受け皿となり、お金が貯まっていくと見ることができる。つまり、金運が上がると言われているからなんですね。


また、銀行印に印字してある名前を横書きにし、認印や実印に名前が縦書きの印鑑を用いることで、使用する時に間違えのないように区別がしやすくなるというメリットもあります。


ただし、実印や銀行印はサイズを変えて作るのが一般的ですし、違う素材を用いて作ることもできます。開運効果に関しても、あくまで古い言い伝えのようなものですので、あまり深く考える必要はありません。

どうしても、名前を横向きにするのか縦向きにするのか決められないという人は、一般的な縦書きで作ることをおすすめします。

フルネームで漢字の名前記載を希望するのであれば縦向きに名前を彫るのが最もポピュラーです。

また、横向きは印面を見た段階では文字が左右反転しているため、名前を直ぐに判別することが難しいというデメリットがあります。

このため、銀行側の手間のことを考えれば、銀行印に印字する名前は無難に縦向きにしておくのが良いという意見もあります。

基本的には銀行印の名前の向きは自由ですので、これらの意見を踏まえた上で自分好みの印鑑をデザインしてみてください。


女性の銀行印のポイント

女性が銀行印の名前を決める際にポイントとすべきところがあります。

それは、印鑑の名前をフルネームにするのか、名前のみにするのかということです。

結婚を機に苗字が変わる可能性がある人であれば下の名前のみの印鑑を作ることがポイントです。

銀行印はフルネームでも、苗字のみでも、そして名前のみの印鑑でも登録することが可能。金融機関によって登録印鑑の規定は異なりますが、一般的にルールはそこまで厳しくありません。

シャチハタではない、朱肉を使用するタイプの印鑑であれば問題なく銀行印として登録をすることができます。

結婚をした後でも、名前のみの銀行印であれば旦那様の銀行印と混同することもなくなります。

男性はフルネームもしくは、苗字の銀行印を持っている方が多いので、夫婦で印鑑が混同してしまう危険性を減らすのであれば、銀行印は名前のみで作成するのもおすすめです。

結婚で苗字が変わるので女性は下の名前で作るのがおすすめ


ただし、名前のみの銀行印にもデメリットはあります。それは、フルネームの銀行印と比べると安全面では頼りないという点。

どうしても、名前のみの銀行印よりもフルネームの銀行印の方が偽造の危険性が少なくなります。

ただ、名前だけの印鑑の場合でも、金融機関ごとに別の銀行印を登録するなどをリスクを分散をして、しっかりとした管理を行えばそれほど問題はないので、ご安心ください。


男性の銀行印のポイント

男性向けの銀行印の名前を決めるポイントとしては、特別な理由がなければフルネームで印鑑を作るということ。

もちろん、銀行印にはフルネームだけではなく、苗字や名前のみの印鑑でも登録することは可能です。

しかし、こと男性に限って言えばフルネームの印鑑を作って登録することがおすすめされます。

理由は大きく2つ


1つ目は、印鑑の安全性

銀行印は大切な財産を扱う金融機関に登録する印鑑です。通帳と銀行印があれば窓口で現金が引き出せるということから考えると、銀行印は他人に盗難や偽造されてはなりません。

この他人に偽造されるという点からいうと、フルネームの印鑑は苗字や名前の印鑑に比べて偽造されにくいという特徴があります。

さらに、解読をされにくい書体を使うなど、印面にも偽造防止の工夫すれば、さらに偽造されるリスクは低くなります。


2つ目に、フルネームの印鑑にすることで、他の印鑑との誤用を防ぐというメリットがあります。

銀行印は安全性を保つために、認印として併用することはおすすめできません。そのため、ほとんどの人が日常的に使用する別の認印を持っているはずです。

多くの方が認印には、苗字のみの印鑑を使っている方がほとんどでしょう。もし銀行印が認印と同じ名前だった場合には、銀行印を認印として使用してしまうというミスが起きないとも言い切れません。

もちろん、逆のパターンも生じる可能性もあります。口座の引き落としをしようとして、間違えて認印を押してしまうという間違いをしたことがある人もいるのではないでしょうか。

こういった間違いをできるだけ無くすためにも、男性の場合には銀行印を名前をフルネームで印字して区別を付けておくことがポイントになります。

さらに、印鑑の印材や書体を工夫して日常的に使う認印や、他にも銀行印を持っている場合には、それらと区別をつけることができるようにしておくことも大切です。

安全面で考えるのなら名前のみではなくフルネームで作成


下の名が一文字の人はどうする?

名前が一文字の人が印鑑をつくる場合には次の3つのパターンが考えられます。

名前一文字で印鑑を作る

1つ目は、名前一文字で印鑑を作るというパターン。フルネームの印鑑をどうしても作らなければならない人以外は、この方法が一番簡単な方法です。

「名前が一文字だけの印鑑は銀行印として登録することができるの?」と心配になる人もいますが、こちらは問題ありません。

ほとんどの金融機関で受け付けてくれるはずです。朱肉を使って押印するタイプの印鑑であれば、名前一文字の印鑑でも受け付けて貰えます。

文字のスキマの部分に「印」や「之印」を入れる

2つ目のパターンは、文字のスキマの部分に「」や「之印」という文字を入れて印面のバランスを取るという方法。

名前が一文字の人が一番悩まれるのが、文字のバランスが上手く取れないということ。

例えば、苗字が二文字で名前が一文字の人の名前を縦向きで配置しようとした場合、名前の部分がどうしてもアンバランスになってしまいます。

これを解消する方法として古くから用いられてきたのが、「」や「之印」の文字を入れる方法です。

名前が奇数の人は「印」の字でバランスを取る



自分の名前にこれらの文字を追加して入れたとしても、印鑑としての効力は全く変化しません。さらに、銀行印としても問題なく登録することが可能です。

印鑑の名前の部分に「印」や「之印」の文字を入れることに特に抵抗がない人であれば入れることをお店の人に相談してみて下さい。

デザインを工夫して文字のバランスを取る

そして、3つ目の方法は、書体や文字のデザインを工夫することによって印面の文字のバランスを取る方法です。これは、お店の人に直接相談することになります。

既成品の印鑑では文字の書体などを微調整することは難しいですから、必然的にオーダーメイドの印鑑を作る必要が出てきます。

値段などはお店によってまちまちですし、文字のデザインもお店の担当者の技量によって変わってくるでしょう。


3つ目の方法は、印鑑の注文前にしっかりとした打ち合わせが必要になります。ただ、余分な文字を追加することなくバランスの良いフルネームの印鑑を作ることができる方法です。

自分の納得できる印鑑を作ることができる方法を値段と比較しながら選択することをおすすめします。

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下の名前が三文字の人はどうする?


名前が3文字の場合、印面文字の配置のバランスを取る方法が大きく2つ考えられます。

1つ目は、「」や「之印」を入れて文字のバランスを取る方法。
2つ目は、文字の書体を上手く工夫して文字をデザインし直す方法です。

どちらにせよ、バランスの良い納得ができる印鑑を作ろうと考えているのならば、お店の人にしっかりと要望を伝えてデザインを打ち合わせることが大切です。

適当にオーダーしてしまって、思っていたよりもバランスが良くなかったという人や勝手に「印」の文字を入れられてしまったという失敗談もたくさんあります。

特にインターネット通販サイトで購入を考えている場合は、メール、できることなら電話で直接相談ができるところで購入することをおすすめします。

印鑑をネット注文で安く購入する方法

英語名の印鑑の場合

外国人の方で、名前が英語の場合印鑑の名前をどうすればよいのか迷ってしまいますよね。

実は、銀行印は実印とは違って「英語」でも「カタカナ」でも「当て字の漢字」でも大抵の金融機関で登録することが可能です。

英語やカタカナの印鑑の場合は名前が横向きの印鑑。当て字の漢字であれば、縦向きでもOKなんです。

実印の場合には、印鑑登録時には外国人登録原票に登録された名前でしか登録することができません。しかし、一般的に金融機関に登録する銀行印はルールが緩やかだといわれています。

ただし、細かなルールは金融機関ごとに異なるため口座開設をするまえに直接窓口に問い合わせをしておくことが大切。

また、外国人の友人にプレゼントする場合は、日本の印鑑の意味についても詳しく知らない人が多いですから、印鑑の使用方法や効力、それから管理方法についても一緒に教えてあげると、きっと喜ばれるでしょう。


以上が銀行印に関する様々な質問とその回答です。銀行印に関する疑問の応えが見つかったでしょうか。

疑問を無くして、納得のできる銀行印をぜひ作って下さいね。

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