認印の印鑑作成で人気の判子の直径サイズ
認印のサイズ選び~一般的な大きさとおすすめを解説~
宅配便の受け取りなど、日常的に皆さんがよく使っている認印。
紛失後の買い直しや新規購入の時に「色んなサイズがあって、どれを選べば良いか分からない!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は認印のサイズには、おすすめのサイズや選び方があります。
認印を作る予定の方はぜひ参考にしてみてください。
認印にサイズの決まりはない
認印には「必ずこのサイズにしなければいけない」というサイズ規定はありません。これはなぜかと言うと、認印は登録の必要がない印鑑であることから、決まりがないため。
認印以外の印鑑って?
個人で使用する印鑑には、認印の他に、主に「実印」(遺産相続や不動産売買、公正証書などに押印する印鑑)と「銀行印」(口座開設や資産管理に必要な印鑑)という2種類があります。
それぞれ、実印は市役所などの公的な機関で、銀行印は金融機関で登録して使用する印鑑。
一方、実印と銀行印以外の印鑑は基本的に認印です。
それぞれ、実印は市役所などの公的な機関で、銀行印は金融機関で登録して使用する印鑑。
一方、実印と銀行印以外の印鑑は基本的に認印です。
しかし、認印には、正確なサイズ規定はないとはいえ、認印として相応しいサイズの目安があります。
そこで、実際に認印のサイズとしてよく選ばれている大きさの目安を、次の項目でご紹介していきましょう。
目安は12mm!?選び方のポイント
認印のサイズの目安は、男性が12.0mm~13.5mm、女性が10.5mm~12.0mm。この認印のサイズの目安には、以下の2つのポイントがあります。
それぞれ順番にご説明していきましょう。
印鑑のサイズは、認印<銀行印<実印の順に作成
印鑑は、実印・銀行印・認印をそれぞれ違うサイズで作成すると、見分けがつきやすく良いと言われています。認印と実印・銀行印のサイズを比較できるよう、それぞれの印鑑のサイズの目安を以下にまとめました。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
実印 | 15.0mm~18.0mm | 13.5mm~15.0mm |
銀行印 | 13.5mm~15.0mm | 12.0mm~13.5mm |
認印 | 12.0mm~13.5mm | 10.5mm~12.0mm |
このように、認印は、実印や銀行印よりも小さいサイズで作成することが一般的です。
既に実印や銀行印を作成されている方は、お手持ちの印鑑のサイズに合わせて認印を作成しても良いでしょう。
女性の認印が男性よりも小さい理由とは
男性・女性の認印で、それぞれサイズの目安に違いがある理由は、主に「古くからの慣習」と「手の大きさの違い」の2つがあります。まずは「後家相」という考え方です。
後家相とは、結婚した夫婦などで女性の印鑑のサイズが男性より大きいと、女性の力が強くなりすぎてしまい家が不幸になるという言い伝えのこと。
この名残から、認印の場合も、女性は男性より小さいサイズで作成する傾向があります。
2つ目の理由は、手の大きさ。 手に収まり、捺印しやすいサイズの認印を考えた時、一般的には男性に比べて女性の手のサイズの方が小さいことから、女性の認印のサイズは小さい目安となっています。
ただし、繰り返しになりますが、認印のサイズに規定はないため、状況に応じてサイズを変更して構いません。
例えば、店舗やネット通販サイトで認印を作成する際、お店によっては、印鑑の印影に入れられる文字数の上限が決まっています。
そのため、名前の文字数が多い方の場合は大きいサイズの認印を作成しても良いでしょう。
また、認印のサイズは、社会的立場を考慮して選ぶこともおすすめ。
次の項目で詳しく解説していきましょう。
【法人仕様の場合】役職による大きさの違い
認印は、社内外の文書に押印する際にも使用する印鑑。そのため、会社で使用する認印を作成する場合は、社内のポジションを考えてサイズを選ぶこともポイントの1つです。
一般的には、上司よりサイズの大きい認印を使っていると、失礼にあたると捉えられることも。
そのため、これから社会人になる方が認印を作る際は、小さいサイズの認印を作成すると良いでしょう。
逆に、部下がいらっしゃる管理職の方の場合は、サイズが大きい認印を用意しても良いかもしれません。
このように、用途や状況に合わせて、1人1人にぴったりのサイズで認印を作成してくださいね。
ちなみに、シャチハタ(朱肉を使わないゴム印)や100円の三文判を認印として使用する方もいますが、特に会社で使用する場合は、認印用の印鑑を注文して作成した方が良いでしょう。
認印を作成する際は、サイズ以外にも書体や印材(認印)などにポイントがあります
その他にも、認印の金額や最短の作成時間、安い販売店など、詳しくは以下で確認できるようになっているので、これから認印を作成予定の方はぜひ参考にしてみてください。
認印の作成手順を確認