自然素材の竹製印材の魅力
竹の根の印鑑の特徴と価格相場
珍しい印鑑素材に竹の根があることはご存知でしょうか?
「竹を使った印鑑なんておもちゃみたいな感じだし、せっかくお金を出して作るのであれば実印や銀行印としても使えるような実用的なものを作りたい。」
そういった感想を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、実は竹で作成した印鑑は他の素材で作成したものと同様に、かなり実用的なんです。
「竹で作った印鑑ってちょっとおもしろそう」
「どのくらいの値段でできるのかな?」
そんな、少しだけでも竹の印鑑に興味を持ったあなたのために、印鑑の情報を網羅的に発信している当サイトが、竹を使った印鑑の情報を細かく解説。
こちらの記事を読んでいただければ、竹を素材とした印鑑の全てを知ることができます。
それではさっそく、珍しい竹の素材について見ていきましょう。
魅力的な一本!竹の根を使った印鑑の特徴
竹の根っこを使った印鑑は、木材系の印鑑素材になりますが、柘植や彩華などのその他の印鑑素材とは少しだけ違った特徴があります。特に特徴的なのは竹の印鑑の印影。竹の根は一見するとまっすぐに見えますが、基本的に印影を彫る部分が綺麗な円形ではありません。
外側の枠がいびつな形の印面になることがほとんどなので、一般的な印影になることほとんどないのです。
しかし、この特徴的な印影はメリットにもなります。それは、全く同じ印影の印鑑の作成が難しいということ。
竹の根の形はそれぞれひとつずつ違いますので、同じ形の印鑑素材が存在することはまれです。
そのため、同じ印影を持つ印鑑を作ろうと思ってもなかなか再現をすることは難しいのです。
こうしたことを考えると、竹の根の印鑑は印鑑の偽造に関してのリスクを低くすることができると言っても良いでしょう。
また、竹は縁起が良いといわれているので、竹の根を使って印鑑を作成することで、開運にも効果があるかもしれません。
ここまでは、基本的に竹の根を使った印鑑のメリットについてご紹介をしてきましたが、ここからはデメリットについてのお話をしていきます。
竹の根を使った印鑑のデメリットとしては、印面に彫る内容に制限ができてしまうということ。
竹の印鑑は、自然素材である竹の根っこを使うので、その他の印材と比較すると、印面の大きさが均一にならないことが多く、作り込みに制限がかかってしまうこともあります。
また、大きさに関しては、形が揃いにくいということからサイズの指定もしにくいということが起こります。
こうした面は、印鑑に関してはきっちりとした大きさ・印影にしたいという方に対しては、印鑑素材としては向きません。
そして、竹の根の印鑑は彫り直しができないため、基本的に保証が付きません。
耐久性については低いわけではないのですが、彫り直しもできないので、乾燥による欠け・ひび割れ、水濡れには注意が必要です。
それから、竹の根の印鑑はそもそも取り扱っている印鑑ショップもあまり多くはありませんので、取り扱いのある店舗を見つけるのも大変ですし、注文内容によっては、受注から生産までに少し時間を要する場合があります。
注文前にはこうした部分もしっかりと理解をして、竹の印鑑の購入を検討すると良いでしょう。
竹の根の印鑑はその個性的な見た目から、人目を惹きますし、個性的な印影はその他の印鑑素材では再現することができません。竹は縁起が良いともされていますので、プレゼント用のはんことして贈るのにはおすすめの印鑑素材です。
メリット | デメリット |
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まずは、竹の印鑑の特徴からメリット・デメリットについてご紹介をしてきました。
竹の印鑑がどんな印鑑なのかご理解いただけたと思います。
ただ、中には「確かに普通の印鑑とは違うから面白そうだけど、でも実際に実印や銀行印など印鑑として使うことはできるの?」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そんなあなたのために、続いては竹の印鑑が実印や銀行印として使うことができるのかについてご紹介をしていきます。
実印や銀行印として使うことはできるのか?
竹を使った印鑑を実印や銀行印として使うことができるのか…それについて結論から申しますと、ズバリ、趣味の印鑑や認印だけでなく、実印や銀行印として使うことができます。 ただし、絶対に使えるというわけではなく、印鑑登録をする自治体や金融機関にもよるので、注意は必要です。
通常、はんこを実印として使用するには、印鑑登録をする必要がありますが、登録の際には条件のひとつにサイズの規定があります。
登録できるはんこのサイズは、8.0~25.0mmの大きさの印鑑ということになっていますので、竹の根を使った印鑑もこちらの条件を満たしている必要があるのです。
当サイトが調査したところ、竹の印鑑のサイズは取り扱っている印鑑ショップによっても違ってきますが、10.0~18.0㎜の大きさで販売しているところがほとんどでした。
そのため、このサイズで販売されている印鑑を選べば、実印として登録できるサイズに問題はありません。
ただ、印鑑登録の際に注意したいのはサイズだけではありません。
竹で作られた印鑑は、普通の印鑑と違い、印面が少しいびつな形に仕上がります。また、竹素材は一般的な素材ではないため、登録の際に対応する人によっては、耐久性の面で劣ると判断する場合もあります。
そのため、場合位によっては「実印の印鑑登録に適切なものではない」と判断されてしまう場合があります。
どうしても、印鑑登録に失敗したくないときは、「このような印鑑は使えますか?」と実際に画像を見せて確認しておくことをおすすめします。
竹製印材の印鑑の価格相場
竹の印鑑は、趣味のはんこ、日常使いの認印、個性的な銀行印、そして偽造されにくい実印として、とても実用性のある印鑑。ここまで読んでいただいたので、竹製の印鑑について気になってきた方もいらっしゃるでしょう。
でも、実際に竹の印鑑は作成するのにはどのくらいの価格になるのかも気になるところ…
そんなあなたのために、当サイトが気になる竹製の印鑑の価格相場を調査してまとめました。
取り扱いのある印鑑通販も合わせて紹介していますので、購入を検討されている方はぜひ、ご参考にしてください。
サイズごとの価格相場
竹の印鑑のサイズに関しては、当ページの内容でもご紹介しましたが、竹の根をそのまま印材として用いるので、印鑑のサイズはバラバラ。そのため、普通の印鑑のように厳密なサイズでは販売されていません。
販売サイトでは、実印用・銀行印用・認印用などといったくくりでサイズが分類されていることが多くなっています。
認印サイズ | 3,000円~6,000円 |
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銀行印サイズ | 6,000円~10,000円 |
実印サイズ | 6,000円~10,000円 |
基本的な用途による作成価格の違いについてご紹介をしてきましたが、通販サイトでは、印面に何文字文字を彫るのかによっても価格が変わってくることもありますので、こちらは注文前に確認をしておくと良いでしょう。
また、きっちりとしたサイズが選べないので、サイズについて要望がある場合には、しっかりとそれを伝えることで対応してもらえる場合があります。
少しだけ大きめのサイズが欲しいなど、要望がある場合には、注文時確認をとることをおすすめします。
竹の印鑑が購入できる通販サイト
竹の印鑑は、通販サイトによって取り扱いサイズ・書体・彫刻可能な文字数に違いがあります。そのため、通販サイトを決める時には、ご自身の用途や欲しいはんこのイメージにあった印鑑を作成してくれるショップを選ぶと良いでしょう。また、竹の印鑑は印鑑専門店だけでなく、竹製品を扱うお店でも販売されていますので、印鑑サイトでなかなか見つけることができない場合には、そちらもチェックしてみると見つけることができるかもしれません。
価格設定には、かなりばらつきがあるので、金額面が気になる方はいろいろな通販ショップを比較して選ぶようにすると、作成価格を抑えることができます。
京都職人の手彫り仕上げ「西野オンライン工房」
サイズ | 12.0㎜~15.0㎜/15.0㎜~18.0㎜ |
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書体 | 古印体/篆書体 |
価格 | 小サイズの価格:8,228円(税込)~ 大サイズの価格:11,528円(税込)~ |
京都嵐山の竹製品専門店「いしかわ竹の店」創業200年、竹専門「竹伊」
サイズ | おまかせ |
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書体 | おまかせ ※古印体/篆書体/白抜きは追加料金。 |
価格 | おまかせ価格:2,750円 サイズ指定価格:3,300円 |
・創業200年、竹専門「竹伊」
サイズ | 12.0㎜前後/13.0㎜前後/15.0㎜前後 |
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書体 | おまかせ |
価格 | 同一価格:3,630円 ※名前を彫刻する場合積もりにて価格確認が必要。 |