銀行印や法人印鑑にもおすすめの印鑑素材

コバルトクロムモリブデン合金は実印向き!チタンとの違いも比較
新しい印鑑の金属素材

最近では、印鑑の素材の種類が増えたので、チタンなどの金属系の素材や誕生石といった珍しい素材を印鑑の材料として選ぶ方も少なくありません。

そんな中で、これまでの印鑑素材の中でも圧倒的な耐久性を誇る材料が開発されたのをご存知でしょうか?

その素材とは、コバルトクロムモリブデン合金。

コバルトクロムモリブデン合金は、見た目はチタンのようですが、耐久性の高いチタンを更に上回る素材として注目を集めています。


当記事では、新たに開発された印鑑素材のコバルトクロムモリブデン合金について、その特徴を詳しく解説。

そして、印鑑金属系素材の中で人気のチタンとコバルトクロムモリブデン合金についての比較を行った結果もまとめています。

こちらの記事を読んでいただければ、印鑑素材コバルトクロムモリブデン合金の全貌を知ることができます。



注目の素材!コバルトクロムモリブデン合金とは?

夢の印材はどんなものなのか?

コバルトクロムモリブデン合金といわれてもどんなものなのかイメージのできる方はほとんどいないのではないでしょうか?

そこで、まずコバルトクロムモリブデン合金そのものについて詳しく説明していきたいたいと思います。


コバルトクロムモリブデン合金は、その名が表す通りコバルト(Co)・クロム(Cr)・モリブデン(Mo)の3種類の特殊な金属を合わせた合金のこと。

コバルト(Co)・クロム(Cr)・モリブデン(Mo)の3種類の金属は、レアメタルと呼ばれる希少性の高い特殊な金属。

それぞれ異なる性質を持つレアメタルを合わせてできた素材がコバルトクロムモリブデン合金です。

耐食性や機械的強度・耐久性が高くなり、かつ生体適合性に優れていることから、主に医療用器具の材料として人工関節部材や医療用ワイヤーなどに多く用いられてきました。

この優れた強度や耐久性は医療用でだけでなく印鑑にも用いる事ができるのでは?

こういった発想により生まれたのがコバルトクロムモリブデン印鑑なのです。

では、このレアメタル合金であるコバルトクロムモリブデン合金を素材に用いた印鑑がどれほどのものなのか?

次項より紹介していきます。


チタン印鑑を上回る特徴

コバルトクロムモリブデンの耐久性

コバルトクロムモリブデン合金は印鑑材料の中では最も新しい材料といえます。

見た目的にはチタン印鑑によく似ていますが、性質はチタンを遥かに上回るといわれているのです。

それでは一体、コバルトクロムモリブデン合金にはどのような特徴があるのでしょうか?

詳しくご紹介していきます。

合金ならではの耐久性

コバルトクロムモリブデン合金の特徴の中でも大きな特徴のひとつが耐久性。

新たな印鑑素材として注目されているコバルトクロムモリブデン合金の耐久性は、実は印鑑素材の中でもトップクラスなんです。

その秘密は3種類のレアメタルを組み合わせた合金であるという事。

異なる性質の金属を合わせて、その特徴を活かすように開発された素材なので、それぞれの素材単体よりも優れた耐久性を持っています。


では、コバルトクロムモリブデン合材の材料であるコバルト(Co)・クロム(Cr)・モリブデン(Mo)のそれぞれの金属には、耐久性に対してのどのような特徴があるのでしょうか?

それぞれについて、ひとつづつご紹介していきます。

コバルト(Co)
原子番号27の元素で、一時期話題になったレアメタルの一つ。

コバルトブルーという言葉があるので、美しい青色を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、金属そのままのコバルトは銀白色です。

コバルトは合金材料として最も多く使われる金属で、他の金属と合金にする事により腐食や摩耗に強くなるという性質があります。


クロム(Cr)
原子番号24の元素のレアメタル。

クロムは表面に酸化皮膜を形成するので錆びにくいという特徴を持ちます。銀白色で光沢や硬度、耐食性に優れているので、メッキとして用いられることが多い金属です。


モリブデン(Mo)
原子番号42の元素で、非常に硬度の高い金属。

モリブデンは合金として使用する事で、合金自体の合硬化機能が高まるという特徴があります。さらに、モリブデンは融点が約 2,600℃と非常に強い金属。そのため、火災などにも耐えうる強さがあるというのも特徴です。



このように、コバルトクロムモリブデン合金は、3種類の合金を組み合わせた素材のため、重量感・耐久性・硬度と全ての面においてチタンを遥かにしのぐ新たな印鑑素材として注目を集めています。


コバルトクロムモリブデン合金を使った印鑑はどうやって作られる

コバルトクロムモリブデンはチタンを遥かにしのぐ硬度を持つとお話ししましたが、ここで、ふと疑問が沸きませんか?

それは、チタンよりも硬い材料でどうやって印面を削るのか?

という事です。


チタン印鑑を作成する際には、金属素材なので当然ながら手彫りはできません。そのため、印面を削る際には、ドリルや針を使って機械彫りするのが通例。

印鑑素材として高い耐久性を持つコバルトクロムモリブデン合金の印鑑も、このように作成するかと思われますが、実はこの方法では素材が硬くて針やドリルが負けてしまいます。


では、一体どのようにしてコバルトクロムモリブデン合金の素材の印面を削るのでしょうか?


実は、コバルトクロムモリブデン合金を削る際にはレーザーが使われるんです。

レーザーを使って印面の加工を行うほどですから、その硬度は相当なもの。従来の印鑑にあったような欠けてしまう心配はほとんどありません。


コバルトクロムモリブデン合金の印鑑は、他の印鑑よりも多少価格は高くなりますが、一度購入すると買い替えや修理の心配の少ない、一生モノの印鑑として使うことができます。

捺印性抜群!キレイな印影を残せる秘密

最高の押印性を誇る理由

最高の耐久性を誇るコバルトクロムモリブデン合材の印鑑ですが、優れているのは耐久性だけではないんです。

実はコバルトクロムモリブデン合材の印鑑は、印鑑の重要な要素である捺印性も非常に優れています。

これまで最高の捺印性を誇るといわれていた象牙印鑑をもしのぐほどなんです。

この象牙をもしのぐ捺印性の秘密は、印鑑自体の重量にあります。

コバルトクロムモリブデン合材の印鑑の重量は、実印で90g。この重量は通常の実印のおよそ10倍!

この重量感がある為、軽い力でも印鑑の重みに任せて押すことで、非常に綺麗な印影を残す事ができ、かすかな印影までもくっきり映し出す事ができるのです。



この捺印性が活かされるのは、重要な契約事などの際。

契約の書面では特に実印が多く用いられるのですが、捺印の際には緊張を強いられるものです。

重要な契約であることと実印を使用することから、捺印の際には印影がブレたり、擦れたりしないように細心の注意を払いながら押す必要があります。

しかし、コバルトクロムモリブデン合金の印鑑であれば、印鑑の重みに任せて押すだけで細部までくっきりとした印影を残す事ができるのです。

この優れた捺印性は今までの印鑑の中でも最高ランク。

コバルトクロムモリブデン合金の印鑑は、まさに印鑑業界の革命的な存在といえるのです。


ハンコヤドットコム限定のアタリ

京都オパールのアタリ

印鑑を選ぶ際に重要な要素がアタリの存在。

アタリとは印面の上下が判別できるよう印鑑胴体の真ん中あたりにつけてあるくぼみの事で、このアタリがある事により捺印時に真っ直ぐ綺麗に押す事が簡単になります。

以前はそうでもなかったですが、最近ではこのアタリ自体にも様々な素材が出ているので、印鑑選びの際に印材に合わせて好きな素材を選べるようになってきました。


今回紹介しているコバルトクロムモリブデン合材の印鑑は、京セラとハンコヤドットコムのコラボによって生まれた商品。

アタリに使用する材料も伝統色をイメージして京セラが独自に開発した「京都オパール」という12色のバリエーションの石を選ぶことができます。


専用のケースが付いてくる

コバルトクロムモリブデン合材の印鑑は、ハンコヤドットコムの京セラのコラボによって生まれた商品ですので、取り扱っているのはハンコヤドットコムだけです。

ハンコヤドットコムでしか購入することができない限定素材のコバルトクロムモリブデン合材ですが、印鑑の購入時にはその他のサービスがありますので、そちらについてもご紹介していきます。

ハンコヤドットコムでは、「豊富な書体の中から好みの書体を選べる」といった他の印鑑通販サイトと同様のサービスの他、他社にはない特徴としてコバルトクロムモリブデン印鑑には特別に7種類のカラーからなる牛皮専用ケースが付いてきます。

コバルトクロムモリブデン合金に付属してくる牛革専用ケース

さらに、専用のケースが選べるだけでなく、贈り物として使う場合には、贈答用に最適な化粧ケースのサービスも。

しかも、これらのケース類は追加オプションではなくすべて無料。これだけのサービスがあるなんて、かなり驚きです。

追加オプションはなく、化粧ケースも無料

このサービスの多さからも、ハンコヤドットコムがコバルトクロムモリブデン合金の印鑑を主力商品として全面に押し出しているのが感じられますね。

耐久性や捺印性にも優れていて、付属サービスの多いコバルトクロムモリブデン合金の印鑑素材。

ここまで読み進めてきて、興味を持った方も多いと思いますが、でも、実際に購入するとなると「結構な価格なんじゃないか…」と気になりますよね?

そんなあなたの悩みを解消するために、続いて当サイトがコバルトクロムモリブデン合金の価格について徹底調査をした結果をまとめてご紹介します。


コバルトクロムモリブデン合金の価格を徹底調査

最後にコバルトクロムモリブデン合金の印鑑の価格ラインナップを紹介。ぜひ、ご参考にしてください。

印鑑の種類サイズ価格(円)
個人実印15.0 mm23,700
18.0 mm32,700
個人銀行印12.0 mm14,700
13.5 mm19,200
法人実印18.0 mm32,700


いかがでしたでしょうか?

コバルトクロムモリブデン合金の価格帯は確かにチタン印鑑より高めになので、コバルトクロムモリブデン合金はちょっと手を出すのに躊躇しがちです…

しかしながら、今までにない最高の捺印性と一生そのまま使える耐久性を考えると、十分なコスパではないのでしょうか。


ご自身用にも贈答用にも最適なコバルトクロムモリブデン合金の印鑑。印鑑選びに悩んでおられるなら、コバルトクロムモリブデン合金を使った一本をおすすめします。

コバルトクロムモリブデンを販売している
唯一のサイト「ハンコヤドットコム」の詳細へ




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