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代表者印を英語で作成する場合に知っておくべき情報まとめ
会社設立の際、法務局で登録するために必ず作成しなければいけない代表者印。
代表者印が必要な方の中には「社名が英語でも代表者印を作成できるのか」という疑問を持たれている方もいらっしゃいます。
印鑑と言うと、日本のように漢字を使う地域の文化という印象が強いからか、英語の代表者印はイメージしづらいかもしれません。
しかし、代表者印は英語で作ることも可能。
実際に英語の代表者印を作成する場合にどのようなポイントを押さえれば良いか、通常の代表者印と英語の場合の違いなども比較しながら、このページで詳しく見ていきましょう。
代表者印は英語表記でも登録が可能
冒頭でもご説明した通り、代表者印は英語でも作成できます。代表者印を作成する際は、サイズや印材などにいくつかポイントがありますが、その中で英語が1番関わるのは、代表者印の印影。
代表者印の印影には社名と役職名が入ります。この、印影に入れる社名が英語というケースがほとんどではないでしょうか。
代表者印の印影は、アルファベット文字でも作成できるため、社名に英語などの外国語が入っていても問題はありません。
さらに極端な話をすると、法人登記している商号(法律上の社名)と代表者印に彫られている社名が異なっていても、立派な代表者印として使用可能。
「法務局で登録する印鑑だから、厳格な決まりがあるのではないか」と思いがちですが、実は、代表者印に彫る社名には規定がなく、英語やアラビア数字などの表記はもちろん、略称などを使用することもできるのです。
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代表者印の作成手順>>
それでは、英語で代表者印を作成した場合にどのような印影に仕上がるのかを確認しておきましょう。
印影に入る文字を確認
代表者印の印影は、二重の円のような形をしています。外側に輪のように入るのが社名。社名が英語の場合、この部分に英語表記が彫刻されます。
内側に入るのは役職名(株式会社の場合は「代表取締役之印」など)。社名が英語でも、内側は基本的には漢字が使われます。
書体は篆書体か印相体(吉相体)が一般的
代表者印の印影の要素として、文字の他に書体があります。そこで、英語で代表者印を作成する場合の書体選びについてもご紹介しておきましょう。印鑑には書体が数種類ありますが、どの書体もアルファベット文字に対応していることが多いため、英語の場合も、基本的には漢字やひらがなの場合と同じように好きな書体を選んで代表者印を作成できます。
ただし、表記が英語かどうかに関わらず、代表者印の書体として一般的なのは
代表者印は会社の重要な意思決定の証として押印する印鑑なので、信頼に値するような風格のある書体が人気です。
オリジナル書体で代表者印を作成できることも
Sirusiのオリジナル書体
Sunrise
Sunrise
例えば、オリジナル書体が豊富な印鑑通販サイトSirusiの代表者印の書体「Sunrise」は、名前の通り日の出を連想させる印影デザイン。
このようなオリジナル書体も基本的には英語表記に対応しているので、個性的な英語の代表者印を作成したいという方におすすめです。
最後に、英語で代表者印を作成する際のポイントをまとめました。
英語で代表者印を作る時に押さえるポイント
- 代表者印は、英語表記でも作成・登録ができる
- 漢字やひらがなで作成する代表者印との1番の違いは、印影に英語が入るところ
- 英語表記の場合でも、書体は篆書体か印相体が多いが、オリジナル書体でも作成可能
関連ページ:
英語で代表者印以外の会社印鑑を作成する場合>>
以上を押さえれば、英語を使う場合も慌てることなく安心して代表者印を作成できるでしょう。