2記事目:光る印鑑と透明スタンプ
「光る」印鑑!LEDで印影が浮かび上がる!?
印影が真っ直ぐキレイに押せる印鑑
印鑑を使っているときにいつもぶつかってしまう壁があります。
印鑑が真っ直ぐキレイに押せない!! 書類に印鑑を捺印したことのある人なら誰もが共感できると思います。
あまり深刻な悩みではないかもしれませんが、次のような方もいらっしゃいます。
押印を頼まれることもありますが人によって凄くこだわりがあるようで、少し位置がズレているだけで怒られます。しかし、その悩みを解決してくれる印鑑があるのです。
引用:Yahoo知恵袋(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13164434478)
今回は必ず真っ直ぐキレイな印影が残せる印鑑「プロジェクタースタンプ」についての記事をご紹介します。
まさにプロジェクター!印影を映しだす印鑑
2016年10月3日の”NIKKEI STYLE”
「かゆいところに手が届く 不満解消型便利グッズ9選」で紹介されていました。
■真っすぐ押せる“光る”印鑑 LEDで印影が浮かび上がる実はこの印鑑、2011年の4月には既に誕生していて、有名なTV番組でも紹介されていました。
プロジェクタースタンプ 天野製作所実勢価格1万6200円(税込)
書類に押印する際に、印影の位置や角度がズレてしまった経験は誰にでもあるはず。そんなストレスを解消できるのが「プロジェクタースタンプ」(天野製作所)。持った瞬間に内蔵LEDが点灯。書類に向けると、印影が写るので、それを目安にして簡単に押せた。直径18mmと太めの実印・法人印タイプの他、直径12mmと細い認め印・銀行印タイプ(税込 1万2960円)もある。
引用:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161003-00000002-nikkeisty-life
今年に入ってからも、TV番組で度々紹介されていますので、もしかしたらこの印鑑の存在をご存じの方もいらっしゃるでしょうか。
なぜ今年なのか。
それは第25回日本文具大賞2016機能部門優秀賞として入賞したためです。
おめでとうございます。
それではこの「プロジェクタースタンプ」印鑑はどのような特徴を持っているのか見ていきましょう。
以下は製造元の天野製作所から情報を持ってきました。
製品の仕様
ボディ:真鍮クロム鍍金
印面:アクリル樹脂
光源:高輝白色LED
サイズは2種類
実印・法人印サイズ:19 mm × 64 mm
認印・銀行印サイズ:12 mm × 61 mm
価格はそれぞれ下記の通りです。
実印:16,200円(税込)
認印・銀行印:12,960円(税込)
法人印:27,000円(税込)
引用:天野製作所(http://www.amanoss.co.jp/product/set02.html)
一般的によく選ばれている実印のサイズよりは大きめですね。また、銀行印や認印としては少し小さめな設計となっています。
内蔵された光源が、透明のアクリル樹脂でできた印面を透過して書類に印影が投影されるので、押す前にどのような印影が残せるのか知ることができます。
これなら、真っ直ぐに押せないわけがない!
プロジェクタースタンプは印鑑専門店「平安堂」で扱っておりました。興味が湧いた方はぜひチェックしてみてくださいね。
このようなアクリル樹脂でできた印鑑をさがしていたら、もう一つ面白い印鑑を発見したので、こちらもご紹介します。
イラスト入りの透明なハンコ!あのキャラクターが印影に
こちらの印鑑は2016年10月21日に”PRTIMES”
「文字だけのハンコじゃ満足できないあなたに!カービィのイラスト入りハンコが登場!」という記事で紹介されていたものです。
『スタンピン 星のカービィ』全2種有名なキャラクターのイラストが入ったハンコ「スタンピン」に使用されている印材は先程の「プロジェクタースタンプ」の印面と同じアクリル樹脂。
【素材】アクリル
【サイズ】直径18mm×長さ60mm、寸胴
【価格】各2,750円(税込)
【発売】2016年10月21日(金)
※オーダーメイド商品のため、ご注文から4週間前後で発送となります。
引用:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000015222.html
透明度の高いアクリル製の印鑑ですので、印面の逆側(天面)から覗くと印面が透けて見えます!
電池が切れる心配が無いので便利かもしれないです。
サイズは18mmですので、実印として使用したいところですが、イラストが入っているので、印鑑登録できない可能性が高いです。
どうしても実印として使用したいなら、お住いの地域の役所に確認をしてから注文をすることをオススメします。
なお、銀行印や認印としてなら問題なく使用できると思いますので、お子様の銀行口座の開設やカジュアルな会社でのサインの代わりにキャラクターのイラストが入ったかわいい印鑑を使ってみてはいかがでしょうか?
この記事から、もしかしたら水晶などの透明な宝石印鑑なら同じように見えるかも・・・と思い、持っていた水晶印鑑と琥珀樹脂印鑑を使って天面から見て真っ直ぐに印影が残せるか試してみました!
水晶印鑑と琥珀樹脂で真っ直ぐに押せるか実際にやってみました!
透明なアクリル樹脂印鑑なら天面(印鑑のおしりの方)から印面の向きを確認して押印できるということが「スタンピン」の例でわかりました。
ということは、透明なら他の印鑑でもできるのではないか、、、。
それではやってみましょう!
ということで、持っていた水晶印鑑と琥珀印鑑で、実際に真っ直ぐキレイに印影が残せるか試してみました。
まずは、実際の印面を確認して、朱肉を付けない状態で天面から印鑑を覗き込んでみます。
水晶印鑑は意外と見えますね。琥珀樹脂の方は模様が入っているのでギリギリ見えるような感じです。
天面が丸くなっているので、かなり近づかないと若干見づらいです。ちなみにこれは望遠鏡を覗き込むような感じのかなり至近距離で見てます。
それでは朱肉をつけてどのように見えるのか覗き込んでみましょう。
水晶印鑑は赤い色が際立ってしっかり見えます。琥珀印鑑の方も少しだけ見やすくなった気がします。
それでは、天面側から印鑑を覗き込みつつ、印影の向きを確認して押印してみます。
真っ直ぐに押せました。
では、目的の場所に押すことができるのかについても試してみます。
ほぼズレることなく押印することができました!
印鑑を真っ直ぐに押印するだけではなく、印影の位置も完璧に捺印しようと思ったら、プロジェクタースタンプは強そうですね。
しかし、これら2つの印鑑でも十分に印影の向きを確認してほぼ真っ直ぐキレイに押すことができますし、電池が切れる心配もありません。
その上、水晶印鑑や琥珀印鑑ならば、人気のサイズで作成することができ、実印として登録することも可能です。
水晶や琥珀といった宝石でありながら、非常に実用的な印鑑。
オシャレな見た目から女性の実印にも大変人気のハンコですので、ご興味を持たれた方はぜひチェックしてみてください。