三文判やシャチハタなど既製品の場合も役立つハンコの文字の入れ方

認印の名前の正しい入れ方~フルネーム・苗字のみ・名前のみ~
認印の名前の入れ方 自宅や職場などで様々な用途に使う認印。

認印を購入する時に「フルネームでもいいの?」「女性の印鑑は名前のみが良いって聞いたけど…」など、名前の入れ方に迷われる方も少なくありません。

そこでこのページでは、認印の名前の入れ方の決まり一般的な名前の入れ方をご紹介。

認印と他の印鑑の名前の入れ方の違いも確認できるようになっているので、認印の購入前にぜひご一読ください。



認印は「苗字のみ」が一般的

認印はどこかに登録する印鑑ではないため、名前の入れ方に規定はありません

「フルネーム」「苗字のみ」「名前のみ」の中からどれを選んでも構いませんが、一般的なのは苗字のみの認印

この理由をご説明するにあたって、認印の用途を改めて確認しておきましょう。

  • 宅配便・郵送物の受取り
  • 回覧板の確認
  • 申込書・契約書などへの捺印
  • 社内文書への押印
  • 婚姻届・出生届・履歴書への押印

このように、認印は、自宅や会社などで幅広い用途に使用する印鑑。

自宅に置いておく認印は家族で使用したり、社内外など社会的な立場で使用したりするため、認印の名前には苗字のみを入れることが多いのです。

ただし、周囲に同じ苗字の人がいる場合は名前の入った認印を使うなど、状況に合わせて選ぶと良いでしょう。


自分の名前がない!そんな時は?

認印を買おうと思ってお店に行ったら、自分の名前がなかった…」という方も少なくありません。

珍しい苗字の方ですと、100均などで販売されている三文判(大量生産されているはんこ)の印鑑には、お探しの名前がないという可能性も。

その場合は、既製品ではなく、印章店で認印用の印鑑を作成することもできます

認印は、専門の店舗印鑑通販サイトで作ることが可能。

「お店に行く時間がない」という方は、即日出荷に対応している印鑑通販サイトで注文すれば、認印が最短で翌日には届くので、お急ぎの方も安心です。


英語表記でも問題なし

中には「名前が英語の認印は作成できるの?」と疑問に思われている方もいらっしゃるかもしれません。

認印をはじめ、印鑑を作成する場合、基本的にはアルファベット表記にも対応しているので、名前が英語の認印を作ることも可能。

「外国人の友達に認印をプレゼントする」といった方もご安心ください。


縦向き・横向きも選ぶ

認印の名前は、「縦書き」と「横書き」から選べることも。

どちらを選んでも良いですが、認印の名前は縦書きであることが多いです。

これには、日本の文字が縦書きであるという習慣や、「横書きが良い」と言われている実印や銀行印など他の印鑑と区別しやすいなどの理由があります。


ここまで「認印の名前は苗字のみがおすすめ」とご説明しましたが、認印以外にも、実印・銀行印など印鑑の種類は様々。

そこで、認印以外の他の印鑑の名前の入れ方も、次の項目で簡単にご紹介しておきましょう。


その他の印鑑の場合

認印以外の印鑑の名前の入れ方にも決まりはなく、「フルネーム」「苗字のみ」「名前のみ」から好きなものを選べます。

ただし、認印とは違い、実印や銀行印は、「男性はフルネーム」「女性は名前のみ」がおすすめだと言われています。

もう少し詳しくご説明していきましょう。


実印や銀行印は、男性はフルネーム・女性は名前のみがおすすめ

認印とは違い、実印や銀行印は登録が必要な印鑑。

実印は不動産売買やローン契約、銀行印は金融口座の開設時など、認印よりも重要な用途に使用します。

そのため、簡単に複製・悪用されることがないように、実印や銀行印の名前は、画数の多いフルネームで複雑な印影にすると良いと言われています。

ただし、女性は結婚などで苗字が変わることが多いため、苗字が変わっても同じ印鑑を使えるように、名前のみを実印や銀行印を作成する方も多いです。


名前の入れ方のまとめ

最後に、認印・実印・銀行印の名前の入れ方のポイントをおさらいしておきましょう。

  • 認印は「苗字のみ・縦書き」が一般的
  • 実印・銀行印は「男性:フルネーム」「女性:名前のみ」がおすすめ

また、認印には、名前の入れ方以外にも、書体(字体)やサイズ印材選びなど作成に様々なポイントがあります。

詳しくは以下で確認できるようになっているので、これから認印を作る予定の方はぜひ参考にしてみてください。

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