住所印やオリジナルスタンプをアルファベットで作る時の注文方法
ゴム印を英語表記で作成する場合に押さえておきたいポイント
実印(丸印)などと一緒に、社判の1つとして作成されることの多いゴム印。
ゴム印は漢字やひらがな、カタカナ表記が多いですが、社名が英語表記の合や、ゴム印に会社のURLを記載する場合、ゴム印の印面に英語表記を入れられるかどうかは大事なポイントです。
このページでは、英語表記でゴム印を作成する方のために、英語表記のゴム印を作成する場合の、書体やレイアウトの注文方法をまとめました。
英語表記でゴム印を作る必要がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ゴム印は英語表記でも作ることが可能
「印鑑=日本語表記」のイメージが強いかもしれませんが、ゴム印は英語の表記でも作成できます。もちろん、英語と漢字を組み合わせたゴム印も作成可能です。
お店によって違いはありますが、英語表記でゴム印を作成する方法は、一般的に以下の3つ。
テキスト入稿
印鑑通販サイトなどのゴム印の注文画面で、ゴム印に入れる英語文字を入力して入稿する方法。 ゴム印作成に不安がある方でも、簡単に利用できます。オンライン入稿
WEB上のソフトで、自由にレイアウトを考えながら、英語表記のゴム印を作成する方法。 テキスト入稿に比べ、オリジナル性の高い英語ゴム印を自作できます。データ入稿
「アドビイラストレーター」というソフトで作成したゴム印の印影を入稿する方法。アドビイラストレーターの使用経験がないと、やや難易度が高いかもしれませんが、 自由な英語表記の書体やレイアウトでゴム印を作成できます。テキスト入稿:
住所印など既定のレイアウトに文字を記入
テキスト入稿で作成するゴム印は、住所印など、すでにレイアウトが決まっているゴム印が多いのではないでしょうか。以下は、住所印に入れる項目の一例です。
- 会社名
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- サイトのURLなど
「〇〇株式会社」の部分は、「〇〇.inc」という英語表記でも大丈夫です。
上記を参考に、必要な項目を考えて英語のゴム印を作成しましょう。
選べる書体の種類
テキスト入稿で英語表記のゴム印を作る場合、基本的に好きな書体を選べます。はんこ屋さんによって違いはありますが、一般的にゴム印の書体は、次の6種類。これらの書体は、訂正印などの印鑑やシャチハタでもよく使われている書体です。
明朝体
明朝体は、太線と細線を組み合わせた標準的な書体のひとつで、辞書や辞典などによく使われています。 明朝体の英語表記で作成するゴム印は、読みやすい印影になります。楷書体
楷書体は、明朝体と同じく太線と細線を組み合わせた書体で、鮮明な文字のゴム印を作成できます。漢字向けの書体ですが、もちろん英語表記も可能です。角ゴシック体
角ゴシック体は、潰れにくさが特長の書体。英語表記の場合は均一な線になり、ゴム印の印面はすっきりとした印象になります。丸ゴシック体
丸ゴシック体は、角ゴシック体と同じく潰れにくさがあり、丸みのあるやさしい雰囲気の書体。英語表記のゴム印の場合、スマートでややカジュアルな印象になります。隷書体
中国の秦の時代位から使われ始めたと言われ、波を打ったような形のバランスの良い書体。英語表記にしても読みやすく、ゴム印の書体にもおすすめです。行書体
行書体は楷書体を続け書きしたような書体。どちらかといえば英語よりも漢字に向いていますが、英語表記のゴム印の印面の場合、手書き風の親しみやすさと古めかしさを備えた面白い印象になります。縦向きも横向きも自由に選べる
英語表記かどうかに関わらず、住所印は、縦向きと横向きのゴム印から選ぶことができます。印面のバランスや捺印箇所を考えて、適切な向きを選んでゴム印を作成しましょう。
オンライン入稿:
自由なレイアウトで文字を入れられる
住所印以外のゴム印を、自由なレイアウトで作成する場合は、オンライン入稿で英語のゴム印を作成すると良いでしょう。書体の種類は限られますが、英語の文字の大きさを変えたり、幅などの指定が可能です。
データ入稿:
オリジナルデザインの英語(アルファベット)でゴム印を作成
ご紹介した書体以外の英語文字のゴム印や、英語の入ったオリジナルロゴなどのゴム印の作成には、データ入稿がおすすめ。手書きで自作した英語文字をそのままゴム印の印影にできるので、オリジナル性高いゴム印を作成可能です。
ゴム印を英語表記で作成する際は、作成するゴム印が住所印かその他のオリジナルスタンプか、そしてテキスト入稿で良いかデータ入稿にするべきかを考え、ぜひ用途に合った英語のゴム印を作成してみてください。
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・ゴム印の作成手順