はんこの掃除方法
印鑑の掃除・手入れ方法を伝授!ここだけの裏ワザも
必読!はんこの掃除方法
もちろん朱肉インクを拭き取るのは、掃除方法として重要です。
ただ、印鑑をきれいに保ち長く使用するために、実はもう一歩踏み込んだお手入れが必要なんです。
印鑑をきれいに長く使うための掃除・手入れ方法とは??
このページでは、あなたの大切な印鑑を守るために、はんこの掃除・手入れの裏技や、素材別の手入れ方法を紹介しています。
目次
印鑑の手入れの仕方
最初に印鑑素材全体に共通する手入れの方法について紹介します。はんこというのは、長い間使っていると知らないうちに汚れていきますよね。その汚れの元というのが、「朱肉汚れ」です。普段使用後に、ティッシュや布でちゃんと拭き取っているつもりでも、細かい汚れは掃除しきれていません。
その細かい汚れがほこりとくっついて、積もり積もって固まってしまうのです。汚れは、印鑑の劣化の原因となりますので、定期的に掃除をすることが長持ちの秘訣です。
あまり力を入れすぎず、細刻みに印面を磨いて手入れしましょう。
印面を優しく磨いた後は、柔らかい布などで細かい汚れを掃除するときれいになります。
よく印鑑を掃除する際に、爪楊枝などの細く硬いもので印面をほじくる人がいますが、この掃除方法はおすすめしません。印面が削れて傷つくだけでなく、欠ける原因にもなりますので、注意が必要です。
ブラシでのお手入れですが、いくら毛先の柔らかいものを用いたとしても、あまり頻繁に掃除しない方が良いでしょう。
印鑑を普段からきれいに保つためのポイントとして「捺印前」「捺印時」「捺印後」の3つあります。
一つ目、「捺印前」のポイントですが、朱肉をつけすぎないようにしましょう。朱肉を付けすぎた場合、印面の細かい部分にもインクが染みこんでしまい、汚れを掃除しにくくなります。また、印影が滲んでしまい、きれいに押せませんので注意。
二つ目、「捺印時」です。印鑑を押す際は捺印マットを使用するようにしましょう。捺印マットを敷くことで、印面にかかる負荷を減らすことができ、欠けを防ぐことができます。はんこもきれいに押せるのでおすすめ。
最後に、「捺印後」の手入れです。印鑑を使用した後は、柔らかい布やティッシュで掃除するのを忘れないようにしましょう。
以上、3点を守れば印鑑をきれいに長く使うことができるでしょう。
とっておきの裏ワザ~輪ゴムでお手入れ~
印鑑はブラシで掃除するのが一般的ですが、他にもあまり知られていない裏技があります。どの家庭にも必ずある輪ゴム。これを使って印鑑をきれいに掃除することができてしまいます。
手順は至ってシンプル。
まず、輪ゴムに人差し指と中指を通し巻きつけます。そしてその巻きつけて部分で印面をこするだけ。汚れがポロポロと取れます。
もし、手元のブラシが無いという方は、輪ゴムを使ったお手入れも試してみてください。
木材印鑑 柘植や黒檀のお掃除
印材の種類によって、印鑑のお手入れの方法は異なります。
ここでは、まず柘植(つげ)や黒檀とった木材印鑑のお掃除方法について紹介したいと思います。最初に、木材はんこの性質について紹介します。
木材印の特徴は、「朱肉が染み込みやすい」といった点。
そのため、捺印した際に、そのままにしておくと、素材が朱肉の油を吸い上げてしまい、印面側から赤いシミが昇っていってしまいます。
油を吸い上げた印材は劣化し、もろくなってしまうので、印面の縁が欠けやすくなります。
これを防ぐためにも、はんこの使用後は、ティッシュや布で、印面の朱肉をしっかりと掃除しましょう。
また、直射日光にも弱いので印鑑ケースに保管してください。そのまま外に放置しておくと、ひび割れの原因となってしまいます。
掃除方法~黒水牛・オランダ水牛の手入れ~
次に、黒水牛やオランダ水牛といった、水牛の印鑑の掃除方法について説明します。黒水牛などの管理や手入れで注意したい点は、2つ、「乾燥」と「虫食い」です。
「乾燥」についてですが、牛角素材は乾燥にとても弱いため印鑑ケースに入れてしっかりと管理する必要があります。
特に冬は要注意。
暖房機雨やエアコンの前に長時間放置するのは絶対に避けるようにしましょう。直射日光も厳禁。ひび割れてしまいます。