会社設立時に作成する法人印鑑の印面の大きさの選び方
法人銀行印のサイズ選び~決まりやおすすめの大きさを一気に解説~
法人名義で金融機関の口座を開設する際に必要となり、会社設立時や、個人事業主の方が作ることが多い法人銀行印。
法人銀行印を作成する際のポイントの1つに、サイズ選びがあります。
法人銀行印の印面の大きさには規定はありませんが、おすすめのサイズや選び方は押さえておきたいところ。
そこで、このページでは、法人銀行印によく選ばれているサイズと、サイズ選びの際に欠かせないチェック項目をまとめました。
まずは、法人銀行印のおすすめサイズからご紹介しましょう。
法人銀行印のサイズ規定と一般的な大きさ
冒頭でも既にご説明しましたが、法人銀行印として登録できる印鑑のサイズには規定がないため、極端に言えば好きなサイズで法人銀行印を作成しても問題はありません。ただし、法人銀行印として販売されているサイズで多いのは、16.5mmや18.0mm。
そのため、このあたりのサイズの法人銀行印をお持ちの方がほとんどだと言えるでしょう。
法人銀行印におすすめのサイズは16.5mm
中でも、法人銀行印におすすめのサイズは16.5mm。これは、法人銀行印以外の会社印鑑のサイズを考えた時に、バランスが良くなるサイズであるためです。
次の項目でもう少し詳しくご説明したいと思います。
他の種類(実印や認印)とのバランスも考えて
法人銀行印のサイズを決める時は、他の会社印鑑のサイズとのバランスを考えると良いと言われています。法人銀行印以外の会社印鑑とは、主に代表者印(会社実印・丸印)と角印(会社認印・社印)。
この3つの会社印鑑の中で、法人銀行印は最も小さいサイズで作ることが一般的です。
そして、他の会社印鑑の取り扱いサイズを考えると、16.5mmが小さめのサイズであり、法人銀行印のサイズとしておすすめ。
ただし、既に法人銀行印以外の会社印鑑をお持ちの方は、16.5mmというサイズにこだわらず、お手持ちの会社印鑑のサイズを元に法人銀行印のサイズを選んでも良いでしょう。
一方、これから他の会社印鑑を揃える予定の方や、法人銀行印のサイズ選びに迷われている方は、まずこの16.5mmというサイズを参考にしてみてください。
また、法人銀行印以外のサイズについては以下のページで詳しくまとめています。
・関連ページ
会社印鑑のサイズ>>
ただし、中にはおすすめよりも大きいサイズや、もしくは小さいサイズで法人銀行印を作成した方が良い場合も。
最も関係するのは、法人銀行印に入れる社名の長さです。
法人銀行印のサイズ選びと社名にどのような関係があるのか、と思われている方もいらっしゃるでしょう。
次の項目でご説明したいと思います。
社名の文字数によって最適な大きさが違う場合も
法人銀行印は、社名が短い場合は小さいサイズで、長い場合は大きいサイズで作成するというのもポイントの1つです。これは何故かと言うと、法人銀行印の印影に社名や屋号などを入れるため。
法人銀行印に限らず、印鑑は、一般的にサイズによって印影に彫刻できる文字数が決まっています。
そのため、社名が長く印面に入る最大文字数を超える場合、法人銀行印は必然的に大きいサイズで作成することになるのです。
逆に、社名が極端に短い場合、大きいサイズの法人銀行印を選んでしまうと、押印した時の印影の余白が多くなってしまいます。
その場合は、バランスをとるために、小さめの法人銀行印を選ぶことも1つのポイントです。
それでは最後に、法人銀行印のサイズ選びのポイントをまとめましょう。
法人銀行印のサイズ選びのポイント
- 法人銀行印にサイズ規定はない
- おすすめのサイズは16.5mm
- ただし、他の会社印鑑の大きさや社名の文字数も考慮して選ぶ
また、法人銀行印を作成する際は、サイズ以外にも印影の文字や書体、素材などポイントがあります。
詳しくは以下のページにまとめているので、法人銀行印を作成する際はぜひ参考にしていただければ幸いです。
・関連ページ
法人銀行印の作成>>